千葉で田舎暮らし

千葉で田舎暮らしをしている伊勢海老太郎のブログ

【感想】白鳥(ハクチョウ)の飛来地、千葉県印西市「白鳥の郷」に行った感想。

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千葉県に白鳥(ハクチョウ)の飛来地があります。千葉県印西市の「白鳥の郷」という場所です。今は合併して印西市となりましたが、かつてそこは本埜村という村だったそうで、ネットで検索をすると「本埜村の白鳥の郷」と出てくることが多いです。ちなみに本埜村の読み方は「もとのむら」です。

私も何度か印西市まで白鳥を見に行きました。最後に行ったのが今年の2月8日で、ちょうど白鳥達がシベリアに帰還し始める日でした。その様子をカメラ撮影してきましたので、今回は「白鳥の郷」の写真と動画を紹介したいと思います。

「白鳥の郷」とは

そこは千葉県印西市の広い田んぼの中にあり、最初はなかなか場所がわからないです。ほとんどの方が車で来て農道の路肩に駐車しているので、田んぼの中が車でずらーっと長く一列に並んでいます。迷われた方は、この車の列が 「白鳥の郷」への目印になるでしょう。遠くからは白鳥より車の方が目立ちます(笑)。近くに印西市立本埜第二小学校があるので、ここも目印になりますね。

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普通の田園風景の中になぜか白鳥がたくさんいます。ちょっと不思議な光景です(笑)。どうして千葉の田んぼの中に白鳥がたくさんいるの?と誰もが思いますよね。その答えが看板に書かれていました。

看板に書かれていた内容を簡単にまとめました。

「平成4年11月に農業用の排水工事をする為に、水田に水を溜めていたら、そこに6羽の白鳥が舞い降りた。近くに住んでいた千葉県鳥獣保護員の出山光男さんがその白鳥を見つけ餌をあげたけど、白鳥は警戒心から離れて行ってしまった。そこから出山さんは同じ時間(朝8時、夕方4時)、同じ服装で餌を3年間与え続け、ようやく餌付けに成功。今では餌を持っていくと白鳥から寄ってくるようになった。水田の持ち主の増田邦夫さん、本橋源嗣さんも大切な水田を快く提供。手厚い保護で白鳥の数は毎年増え、平成7年には「本埜村白鳥を守る会」が発足し、500名が会員になった。そして、本埜白鳥を守る会が白鳥の郷を管理し白鳥と自然を守っている。」

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田んぼには水を張って池にしている場所もあります。普段はこの池で泳いでいて、係員がここで餌をあげます。しかしこの日はシベリアへの旅立ち前なので、体重を軽くして体を絞っているのだと思いますが、池に入らず餌も食べていませんでした。

ちなみに一般の人が餌をあげるのは禁止です。犬や猫などのペットを連れて来るのも禁止です。

入場料金は無料です。冬なのでめちゃくちゃ寒いので厚着をしてきてください。双眼鏡を持って行くと良いと思います。カメラ撮影する方は望遠レンズが必須ですね。

白鳥はずっとここにいるのではなく、早朝に餌を探しに飛び立ち、夕方に戻ってきます。私は夕方にしか行ったことがないので確かなことはわかりませんが、たくさんの白鳥がいますので、それ以外の時間でも数は少ないですが白鳥を見ることはできるのではないでしょうか。どうなんだろう……?もちろん、白鳥は生き物なので、どんな時間であっても必ずいるという保証はありませんが。

白鳥の状況に関しては「白鳥の郷」のご近所にある印西市立本埜第二小学校のサイトが情報発信をしてくださっていてとても参考になります。リンクしておきますね。

inzai.ed.jp

※最新情報が見られるようにリンク先を平成28年度のハクチョウ飛来状況に変更しました。2016年10月31日リンク先変更

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2月8日はただただじーっとしている白鳥が多かったです。旅立ちのタイミングを見計らっているのでしょうか。数羽が飛んだり、飛んで戻ってきたりしていました。

シベリアへの帰還

小さな群れで空の彼方へ飛び立っていくのがちらほら確認できました。どうやらシベリアに向かって旅立ったようです。大群で一気に旅立つのかと思っていましたが、私が見ていた時は5羽〜10羽くらいの小さな群れ(家族)で旅立ちました。

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白鳥が上空を旋回し飛んでいる様子は迫力がありとても美しく感動します。ちなみに1枚目の写真は、中央の2羽の白鳥を切り抜きました。優しい目をしていますよね。

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上を見上げれば白鳥が飛んでいて大迫力です!湖で泳ぐ白鳥も美しいですが、飛ぶ白鳥もまた美しいです。青い空に白い白鳥が映えます。

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その場では見えませんでしたが、写真に撮ると羽の模様や美しさが細部までじっくり見られるので、帰宅してからの写真の確認がすごく楽しかったです。

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おじさん達が話しをているのを聞いたのですが、飛び立った白鳥の群れの中には、うまく気流にのれなかったり、今日の天候はダメだと判断したりして、少し行って戻ってくる群れもいるそうです。

そしてシベリアに直行するのではなくて、東北や北海道に寄って休憩をしながら、シベリアに帰還するそうです。ネットで調べたところでは約2週間でシベリアに到着するそうです。

今年は暖冬で「白鳥の郷」を早く旅立ったそうなので、北海道あたりで今頃はゆっくりと休憩しているのでしょうかね。無事に全ての白鳥がシベリアに到着することを祈ります。

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夕方になり日が沈んできました。日が沈みかけた空を飛ぶ白鳥もまた美しいです。どの角度から撮影しても絵になります。

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この写真は白い空を飛ぶ白鳥です。今回撮影した写真の中で私の1番のお気に入りです。

どの写真も同じ日の夕方に撮影しましたが、夕方は明るさが変わりやすいので青、白、赤みがかった空で飛ぶ白鳥が見られ撮影できました。

「白鳥の郷」の白鳥の飛行(旅立ち)を動画で紹介

動画の撮影もしました。YouTubeにアップしましたので是非ご覧ください。風がけっこう強い日だったので、風の音がすごいです。

「白鳥の郷」の雰囲気が伝わったでしょうか。写真と動画では人が映らないようにしていますが、平日の夕方なのに数十人の人が白鳥を見に来ていました。立派なカメラに立派なレンズを持っている方が多かったです。私はミラーレス一眼とそのセットレンズだったので、キヤノンの望遠白レンズ羨ましかったです(笑)。白い白鳥も良いですが、白いレンズも良いですね(笑)。

「白鳥の郷」に行った感想

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ところどころに書きましたが、最後に感想を少し書きます。生で見る白鳥は大きく美しいです。その白鳥がたくさん、しかも目の前で大きな羽を広げて飛び立ち、または着陸します。空中で旋回し飛んでいる姿は、飛行機を近くで見ているかのような大迫力で圧巻でした。

また、飛んでいる姿とは真逆で、池でゆったりと泳いだり、地上でじーっとしている姿は体が丸っこくてかわいい。特に小さなつぶらな目!白鳥の目がかわいい!もう見ているだけでやさしい気持ちになれて癒されます。こんなにかわいい顔をしてシベリアまで行けるの!?と心配になってしまうくらいかわいかったです(笑)。

景色もまた良い!田んぼの中というのがおもしろいし、ずーっと一面が平地で建物もほとんど無い自然なので、空の彼方まで飛んでいく白鳥を見られます。夕日のオレンジ色の空を飛ぶ白鳥はもうとんでもなく美しかったです。

今回はたまたま、シベリアに帰還し始める白鳥を見ることができましたが、涙が出そうになりました。別れは寂しいし、さらにシベリアまでの長旅だと思うと心配にもなるし、色々な感情が込み上げてきます。「頑張れよ〜!気をつけて〜!千葉に来てくれてありがとう!また来年会おう!」と心の中で叫びながら空を見つめていました。

「白鳥の郷」の上空を旋回している白鳥も「今年もありがとう」とお礼を言ってくれて、別れを惜しみながらも旅立っているようでした。

周りに人がいなかったら間違いなく大号泣ですね。なんとかこらえました(笑)。数回訪れただけの私でも別れはこの寂しさなので、係りの方など関係者の方は涙が止まらないでしょうね。白鳥の帰還を見られた感動で、すごい幸せな1日でした。関係者の方に感謝です。ありがとうございました。

「白鳥の郷」おすすめです!特に白鳥のシベリア帰還を見るのは感動的でおすすめです!

簡単に紹介するつもりがいつも通り長くなってしまいました。最後まで読んでくださりありがとうございました。